サンタさんに
住宅ローンの話を、聞いてみよう!!
- Q1.住宅ローンは組めますか? いくらぐらいまで借りられる?
- 正社員で勤続年数が1年以上あり、収入が安定していれば住宅ローンを組むことができます。勤続1年未満でも金利によっては可能です。融資してくれる金額は、年収の6倍から7倍が目安と言われています。
ご主人の年収だけで単独が難しい場合、夫婦の年収を合算するとより多くの住宅ローンが組むことができます。世帯年収目安としては夫婦年収算で400万円以上あれば融資可能になります。現在の資産状況や現在のほかのローンの有無も審査対象になります。
- Q2.頭金なしでも買えますか?
- 20代30代という若い世代では、『預貯金も少ない、年収も低いので頭金なしでは住宅を購入できないのか?』と思われる人もいらっしゃいます。昔は頭金を出さないと金融機関の住宅ローンを借りることができませんでしたが、現在は頭金なしでも諸費用を含めた全額で住宅ローンを組むことが可能です。ただし全額ローンの場合、借入総額が大きくなりますので返済負担も増えます。
- Q3.どこの銀行がいいですか?
- 住宅ローンの申し込みは、県内に店舗のある銀行や金融機関、インターネットのモーゲージバンク(店舗を持たない金融機関)、それとフラット35(※)があります。どちらも特徴があり、地元金融機関でも条件等に違いがあります。おすすめは地元金融機関です。その中でも各行にそれぞれ特徴がありますので、お客様の状況に合った金融機関をお教えします。まずはご相談ください。
- Q4.住宅ローンはいつ申し込みするのがよいですか?
- 住宅ローンの申し込みは、①事前審査申込②本審査申込の2回行います。気に入る物件が見つかってまず行うのが事前審査の申し込みです。仮審査とも言います。この事前審査の承認がもらえて初めて契約ができます。良い物件はほかにも買いたい人がいるかもしれません。物件探しと並行して事前審査をしておくと、いざという時にタイムラグなく物件の購入申し込みから契約が可能です。
- Q5.「フラット35」って何ですか?
- フラット35とは、住宅金融支援機構と金融機関各行が提携して住宅購入資金を貸し出す住宅ローンです。
したがって県内の金融機関や住宅ローン専門の金融機関等のどちらでも申し込みができます。
設定された金利が35年間同じで完済まで変わらない「固定金利」になり、そのため変動金利よりは金利が高く設定されています。非正規雇用者や年収が低いなどの人でも審査に通りやすく融資を受けやすいのが特徴です。
- Q6.「だんしん」って何ですか?
- 住宅ローンの保障特約の一つで正式名は「団体信用生命保険」通称「団信」です。
住宅ローンの返済中にご主人に万が一のことがあった場合、保険金により残りの住宅ローンが弁済される保障制度で、団信をつける人がほとんどです。
最近ではガンのステージ1でも適用される「がん団信」やその他の疾病付きの団信も登場しています。
- Q7.シングルマザーやパート社員でも住宅ローンは組めますか?
- 基本的には可能です。
非正規社員の人は正社員と比べると民間金融機関での借入が難しい場合もあります。ご自身の年収や預貯金、毎月の支払などの現在状況なども含めて相談してみましょう。
「フラット35」はパートの人でも融資を受けやすいです。
- Q8.返済期間は何年にするのがよいですか?
- 自己資金が十分あって毎月の支払いにも無理がない人は、短い期間で住宅ローンを組んで返済していくこともできますが、20代後半から30代前半で30~35年のローンを組んでおいて、どこかのタイミングで繰り上げ返済もしながら、定年前にローンを終えるのが理想かもしれません。金融機関によっては40年もあります。
- Q9.住宅ローンには何をどこまで組み込めますか?
- 新築の購入に伴う費用はだいたいのものを組み込みことができると思います。
土地・建物・外構・手数料・登記費用・火災保険料・家具・家電・引っ越し費用などが住宅ローンの対象とされます。親世代では、住宅ローンで家を建てて車も新車になったなどの昔話を聞くことがありますが、現代では自転車も無理ですね。金融機関によって異なる場合がありますので細かい部分は確認してください。
- Q10.「10年固定型」の10年後が不安です・・・。
- 民間の金融機関で一番多く利用されているのが「10年固定型」の住宅ローンです、つまり「10年間は金利が固定されている=11年目から金利が再計算される」というもの。10年後が低金利であれば問題ありませんが、金利が上がっていることも考えられます。10年後にどのくらい金利が上がるのかについては予測できませんが、「全期間固定型よりも金利が安く、変動金利型ほどリスクはなさそう」ということで選びやすい住宅ローン商品になっています。そのためにも、節目でチェックする必要があると言えます。