空き家を売りたい 直して売る

空き家を売る 直して売る GOOD&BAD

 

 「現状のまま売る」もしくは「更地にしてから売る」方法にはそれぞれGOOD&BAD、メリットとデメリットがあります。それぞれのメリット・デメリットを考慮したうえで、慎重に判断する必要がありますが、最近の不動産市場でリフォーム住宅の需要が増加しているのをご存じですか?
全国的に有名なのがカチタスさん。中古住宅を仕入れてから家じゅうまるっとリフォームして再販している会社ですがその住宅がとても良く売れています。弊社でもカチタスさんやリプライスさんなどリフォームした中古住宅を数多く取り扱っています。
これを一般の人の空き家に少し適用させて、直して売るやり方もあります。リフォームの範囲はいろいろですが、物件に合ったリフォームプランを提案しています。リフォームを行うポイントは、ずばり【あまりにも見栄えが悪い】場合です。
 

中古住宅を購入してご自身でリフォームするのが好きな人もいれば、面倒くさいことはしたくない人もいます。新築の注文住宅を建てる人と、新築の建売住宅を買う人との違いですね。リフォームにはもちろん費用がかかりますが、特に印象の変わる壁紙や、床、和室のふすまや障子、タタミ表などは比較的コストをかけずに印象をがらっとよく良くできると思います。水回りなどは大きな費用がかかるのでここはなかなか触りづらい部分、まずは美装を施してどうしてもこれは取り換えないという部分は必要に応じて提案しています。 

◎直して売るGOOD!(メリット)
 

◆イメージがよくなる

全ては購入者目線です。おすすめのリフォームは手軽にできる壁紙=クロスの張替えです。床も傷んでいればリビングくらいは張り替えたいところですね。

クロスや床を貼り換えることで広告も写真映えして、内覧に来てくれた人がよい印象を持って購入を検討したくなるようにできれば成功だと思います。床は傷んだフローリングの上に最適のタイルカーペットなど最近の建材はとても良くできています。
水回りの洗面所の床はビニール素材のクッションフロアを貼り換えると見違えますよ(^^)/
◆条件面が変わる
例えば駐車場です。現在は1台しか停められないけれどブロック塀を解体してスペースを作ればもう1台置けて2台駐車可能となる。など、購入者の絶対的な条件を満たす物件に変えることができます。

×直して売るBAD!(デメリット)
 

◆費用がかかる

お仕事が忙しくて打ち合わせにかける時間も無い方は多いと思います。
◆時間がかかる
お仕事が忙しくて打ち合わせにかける時間も無い方は多いと思います。
工事には期間がどうしてもかかるので売り出すのにまた期間が後ろに伸びてしまいます。

◆余計なことになる…。こともある…。が実は!
あとはせっかく行ったリフォームが、購入者がフルでリフォームするために余計なことをしてしまったというケース。あまりなことですが、無くは無いです。そんなお客様だとせっかく行ったリフォームが無駄になってしまいますが、実はそうでもない。リフォーム前の傷んだ状態でない、きれいなリフォーム後を見たからこそ購入意欲が高まったのだと、僕は思います。
 

2022.10.03

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